「靴磨きトラベラー」 という肩書きを目にしたことはありませんか。
講演会や報道、SNSなどで名前を見かけて、
もう少し詳しく知りたいと思った方もいるかもしれません。
靴磨きトラベラーの佐原総将さんは、
1994年大阪府生まれ。
世界38カ国・日本3周で7,000足以上の靴を磨いてきた人物です。
2026年には、初めての著書
「靴を磨けば心が晴れる」も発売されています。
この記事では、
佐原総将さんのプロフィールや経歴、
そして新刊の内容まで、まとめて紹介します。
- 佐原総将さんのプロフィール
- 靴磨き日本一周から世界一周への軌跡
- どんな場所で、どんな靴を磨いてきたか
- 初著書「靴を磨けば心が晴れる」の内容
佐原総将さんは何者?靴磨きトラベラーのプロフィール
佐原総将さんは、
1994年、大阪府生まれです。
「靴磨きトラベラー」として、
「世界を足元から輝かせる」を
モットーに活動しています。
2019年9月1日、
それまで勤めていた会社を退社。
その翌日には、自身の靴磨きブランド「Sosho LAND」を立ち上げ、
同日のうちにYouTubeへ初投稿し、「靴磨きで旅をする」ことを宣言しています。
子どもの頃からの夢だった
世界一周をお金をかけずに実現する方法として、
「靴磨きをしながら旅をする」
というアイデアにたどり着いたとされています。
靴磨きであれば、
特別な設備を持ち歩かなくても世界中どこでも仕事にできる。
そうした点も、数ある選択肢の中から
靴磨きを選んだ理由の一つだったようです。
靴磨き日本一周から世界一周への軌跡
佐原総将さんの活動は、
まず日本国内から始まりました。
2019年10月から12月にかけて、
「靴磨き日本一周ヒッチハイク旅」を実施。
続いて2021年4月から12月には、
「靴磨き日本一周ママチャリ旅」にも挑戦しています。
そして2022年4月からは、
いよいよ世界一周の旅へ踏み出しました。
2023年1月までにアジア10カ国、
2023年4月から12月にはヨーロッパ12カ国を訪問し、
その後はアフリカへと旅を続けています。
現在までに、
世界38カ国・日本3周を巡り磨いた靴は7,000足以上にのぼるとされています。
本人の発信によると、
2026年7月下旬からは、新たに南米への靴磨き世界一周旅にも
出発する予定とのことです。
1年のうち半分は世界を巡る靴磨き旅に、
もう半分は日本全国での講演活動にあてるという生活を送っているようです。
旅の合間には各地域編を終えるたびに、
全国各地で報告会を開催してきました。
2024年1月から4月にかけては、
ヨーロッパ編の報告会を全国15ヶ所で開催したと伝えられています。
報告会では、
「1足1足にドラマがある」
という言葉とともに、
旅先で出会った人や靴にまつわるエピソードが語られているようです。
ある報告会の時点では、
磨いた靴が1,300足だったと報じられていますが、
その後も旅を重ね現在では7,000足以上にまで数を伸ばしています。
どんな場所で、どんな靴を磨いてきたか
佐原総将さんの靴磨きは特定の場所に限りません。
フィリピンのスラム街で靴磨きをすることもあれば、
ドイツの豪邸で大富豪の靴を磨くこともあるとされています。
旅の資金は、靴磨きで得た報酬のみでまかなっているといい、
宿泊先も野宿から高級ホテルまでそのときどきで大きく異なっているようです。
裕福な人も、そうでない人も分け隔てなく靴を磨いてきたという点に、
この活動ならではの視点があるように感じられます。
言葉の通じない土地でも靴磨きという行為を通じてなら、
コミュニケーションが成り立つのかもしれません。
靴という誰もが日常的に身につけているものを
入り口にしているからこそ幅広い人との接点が生まれてきたとも考えられます。
活動の記録は、
note(南米編・アフリカ編・ヨーロッパ編・日本一周離島編など)や、
音声プラットフォームのVoicy、Instagramでも随時発信されています。
2026年4月には靴磨きの専門学校である
エスペランサ靴学院にて靴磨き講習とあわせた講演会も開催されています。
旅の経験を語るだけでなく靴磨きの技術そのものを
直接伝える機会も持っているようです。
初著書「靴を磨けば心が晴れる」の内容
佐原総将さんは、
2026年6月30日、初めての著書
「靴を磨けば心が晴れる」を
センジュ出版から発売しました。
価格は2,750円(税込)です。
版元はセンジュ出版という東京都足立区に拠点を置く出版社です。
本書は、世界38カ国と日本国内3周で7,000足以上の靴を磨いてきた
著者が、実際に出会った靴とその持ち主にまつわる物語をまとめた一冊です。
出版社の紹介によると、
本書には筋ジストロフィーを患う青年のために旅を続けたという
著者自身の経験も綴られているとのことです。
海外での8足、国内での2足、そして著者自身の足元にまつわる
物語まであわせて10の靴の物語が収録されています。
1つ1つの靴に、
持ち主それぞれの人生があった。
そうした視点から綴られた一冊は、
靴磨きという行為そのものよりも、そこにいた人との出会いや対話に
重きが置かれているように感じられます。
タイトルの
「靴を磨けば心が晴れる」には、
靴磨きという行為が磨かれる側だけでなく、
磨く側の心にも作用してきたという著者自身の実感が込められているようにも読み取れます。
1つの職業や旅の記録としてだけでなく、
人との向き合い方について考えさせられる一冊といえそうです。
この本・この人に触れて感じたこと
会社を辞めて靴磨きという手段で世界を旅するという生き方は、
簡単に真似できるものではありません。
それでも、
「好きなこと」と
「旅」を組み合わせて
実現していく姿からは学べることが多いように思います。
会社員として働きながらでは、
なかなか踏み出せない一歩を踏み出した先に、
7,000足という数字と7,000人分の物語が積み重なっているのだと思うと
その一足一足の重みを感じずにはいられません。
まとめ
最後に、この記事の要点を整理します。
- 佐原総将さんは1994年大阪府生まれ。2019年に会社を退社し「Sosho LAND」を設立
- 日本一周(ヒッチハイク・ママチャリ)を経て、2022年から世界一周の靴磨き旅に挑戦
- 現在までに世界38カ国・日本3周、靴磨きは7,000足以上
- 靴磨きの報酬のみで旅を継続。スラム街から豪邸まで幅広い場所で活動
- 初著書「靴を磨けば心が晴れる」は2026年6月30日発売、センジュ出版、2,750円
会社員という安定した立場から、
先の見えない靴磨き旅へと飛び込んだのが2019年。
そこから積み重ねてきた歩みが、
今回の著書という1つの形になったといえそうです。
靴磨きという一つの行為を通じて、
世界中の人と向き合ってきた佐原総将さん。
気になった方は著書やnote、Voicyなどの発信も
あわせてチェックしてみてはいかがでしょうか。
南米編がどんな物語で綴られていくのか、
今後の発信にも注目したいところです。
身近な「靴」を通して世界の広さと、
人とのつながりの温かさを教えてくれる活動だと感じます。

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