本記事はプロモーションを含みます。
Xperia 1 VIIを使い始めて、1年以上が経ちました。
このモデル、発売直後に「電源が落ちる」「販売停止になった」というニュースを見て、購入を迷った人も多いんじゃないでしょうか。
この記事では、実際にXperia 1 VIIを使っているひとりとして、不具合の実態から、カメラ・動画・バッテリーまで、良いところも気になるところも正直に書いていきます。
「今から買っても大丈夫?」と気になっている人の参考になればうれしいです。
- 発売直後に話題になった不具合・販売停止の実態
- 実機を1年使って感じた、カメラ・動画の良かった点
- バッテリー・価格・ボタン配置など正直気になったデメリット
- Xperia 1 VIIが向いている人・向いていない人
- 今から買っても大丈夫かどうかの考え方
Xperia 1 VIIの基本スペック
本音レビューに入る前に、公式情報をもとに基本スペックを整理しておきます。Xperia 1 VIIは2025年6月5日に発売されたソニーのフラグシップモデルです。SIMフリーモデルの価格は189,250円、カラーはスレートブラック・モスグリーン・オーキッドパープルの3色展開です。メモリ構成はキャリア向けが12GB+256GB、SIMフリー向けが12GB+512GBと16GB+512GBの合計3種類が用意されています。
カメラは超広角カメラのセンサーが前モデルの2.1倍となる1/1.56型CMOSイメージセンサーを採用しているのが特徴です。また120mm望遠レンズによるテレマクロ機能を搭載し、花や昆虫などの細部をマニュアルフォーカスで拡大撮影できるほか、5cmまで寄れる超広角レンズでの接写にも対応しています。

不具合の噂、実際はどうだった?
ソニーは2025年7月4日、Xperia 1 VIIで電源が落ちる・再起動する・電源が入らないといった事象がまれに発生しているとして、出荷と販売を一時停止すると発表しました。公式発表によると、原因は基板の製造工程において温度や湿度の影響を受け、基板に不具合が生じたことだったとされています。ソニーは温湿度を適切に制御する工程を追加するなどの再発防止策を実施したうえで、2025年8月27日から販売を順次再開し、問題のある個体については無償交換で対応しています。
正直に書きます。
自分のXperia 1 VIIも、一度電源が落ちたことがあります。
「これがニュースになってた不具合なのか…?」と不安になって、念のためソニーに問い合わせてみました。結果、自分の端末は不具合が発生している対象の製造番号ではないことが確認できました。
それ以降に電源が落ちたのは、単純にバッテリー切れのとき1回だけ。
それ以外は不具合らしい不具合は一度もなく、今も問題なく使えています。
不安な人は、まず製造番号が対象ロットに該当するか、ソニーの公式発表や問い合わせ窓口で確認してみるのをおすすめします。該当していなければ、過度に心配する必要はなさそうです。
実際に使って感じた良かった点
写真は文句なしに綺麗。色味は「フラット」が特徴
写真の綺麗さはかなりのものです。
色味については、メーカーごとにけっこう個性が出るところだと思うんですが(暖色系が強かったり、青みが強かったり、鮮やかさを盛ってくるメーカーもあったり)、Xperiaはかなりフラットです。人間の目で見たときの色にかなり近い、いわゆる「盛らない」色味。もちろん設定で調整はできますが、標準の状態だとかなりナチュラルです。
「盛った写真」より「見たまま」を撮りたい人には、この色味は刺さると思います。

動画も綺麗。でもズームだけは正直つらい
動画の画質自体も綺麗です。
ただ、ひとつだけ結構ストレスな点があります。動画撮影中にズームをすると、カクカクしてスムーズさが全くありません。ここだけは正直かなり残念なポイントで、システムアップデートで直してほしいと切実に思っています。
デザイン・質感
色はブラックを選びました。
手触りはツルツルというよりは、しっとりした質感で高級感があり、持ちやすいです。正直、ケースを付けずに素の状態で持ちたくなるくらいの手触りの良さがあります。見た目も高級感があって、Sonyらしい佇まいだなと感じます。
ただ、さすがに落とした時のリスクを考えて、実際にはケースを付けて使っています。手触りの良さを知っているぶん、たまに外して素の状態で持ちたくなる瞬間があるくらいです。

正直気になったデメリット
バッテリーは十分持つが、動画視聴時は減りが早め
バッテリー持ちに関しては全然問題なく、普段使いでは十分もちます。
ただ、動画を見てるときは体感的に減りが早い気がします。きちんと計測したわけではないので感覚的な話ですが、動画をよく見る人は一応頭に入れておくといいかもしれません。
価格は正直高い
これは正直に書きます。
価格は高いです。
ただ、日本のメーカーを応援したい気持ちもあって、そこは自分の中で納得して受け入れてる部分ではあります。とはいえ、やっぱり高いものは高いです(笑)。
ボタン配置は左右に分けてほしい
地味に気になるのがボタン配置です。音量ボタンなどが片側にまとまっているんですが、個人的にはiPhoneのように左右に分けてくれた方が使いやすいなと感じています。

【考察】Sonyがカメラ性能にこだわり続ける理由を予想
ここからは筆者の考察(予想)です。
価格が高く、動画ズームのような弱点も残るXperia 1 VIIを、Sonyがそれでも「カメラ重視・マニュアル操作重視」の方向でこだわり続けているのは、他社のフラグシップ機とは違う土俵で勝負しようとしているからではないでしょうか。
そう考える理由は2つあります。
1つ目は、Sonyが自社でイメージセンサーやAlphaシリーズのカメラ事業を持つメーカーであることです。今回のXperia 1 VIIでも、超広角カメラのセンサーを前モデルの2.1倍となる1/1.56型に大型化し、120mm望遠レンズによるテレマクロ機能を新たに搭載するなど、カメラ機能への投資を継続しています。スマホ市場全体で見ればニッチな「プロモードで自分好みに撮りたい層」に向けて、他社が真似しにくい撮影機能を積み上げることで差別化を図っているのではないかと考えられます。
2つ目は、色味を「盛らない」フラットな設定にしている点です。多くのスマホカメラが鮮やかさを強調する方向にチューニングされる中、Xperiaはあえて「見たまま」に近い色味を標準にしています。これは、写真・映像のプロや、あとから自分で色を追い込みたい層を意識した設計判断ではないでしょうか。
もちろんこれはあくまで一利用者としての予想であり、Sonyの正式な開発方針が公表されているわけではありません。今後のモデルで、価格や操作性の面でより幅広い層に向けた調整が入る可能性もあると思います。
こんな人にはおすすめ/おすすめしない
こんな人にはおすすめ
カメラをマニュアルで楽しみたい人には、かなりおすすめです。プロモードで自分好みにセッティングできるので、いじる楽しさがあります。テレマクロも搭載してるので、写真をこだわって撮りたい人・カメラ重視で機種を選びたい人には自信を持っておすすめできます。
動画についても、ズームを多用しないのであれば全く問題なく、むしろ綺麗に撮れるのでおすすめです。音質面もかなり良く、音にこだわりたい人にも刺さるポイントだと思います。
最後に、特におすすめしたいポイントがあります。
それはマイクロSDカードに対応してることです。今ではほとんどのスマートフォンからマイクロSDカードスロットがなくなり、本体ストレージの容量を増やしたい場合は購入時に大容量モデルを選ぶ必要があります。そんな中、このXperia1ⅶはマイクロSDカードが使えるというのはかなり大きな魅力のひつではないでしょうか。
特に写真や動画をたくさん撮る人にとってはこれがかなり便利に感じると思います。撮影したデータをSDカードに入れて本体の容量を空けたり、SDカードを入れ替えてデータを持ち運んだりすることも出来ます。この「ストレージを自分で拡大できる自由さ」は今の時代となってはかなり貴重です!
こんな人にはおすすめしない
逆に、動画撮影でズームを頻繁に使う人には正直おすすめしにくいです。カクつきが気になって撮影体験としてはストレスになると思います。
あと、価格を最優先で考える人にとってはハードルが高いかもしれません。「性能や質感にお金を払える人向け」という側面はあります。
まとめ:結局、Xperia 1 VIIは「買い」か
不具合の噂で購入を迷った人もいると思いますが、対象ロットでなければ過度に心配する必要はなさそうです。実際、自分は1年近く問題なく使えています。
写真の色味の自然さ、テレマクロ、プロモードでの撮影の楽しさなど、カメラにこだわりたい人には満足度の高い1台です。動画のズームのカクつきだけは弱点として残りますが、そこを妥協できるなら、価格に見合う満足感は十分に得られると思います。
▼ 詳しくはこちら▼
【Xperia 1 VII】
よくある質問(Q&A)
Q. 今から買っても不具合は大丈夫ですか?
A. ソニーは2025年8月27日から、再発防止策を実施したうえで販売を再開していましたが、
2026年6月:公式販売の終了(終売) 発売から約1年が経過した2026年6月をもって、ソニーストアでの取り扱い・販売が終了しました。
Q. 動画のズームのカクつきは改善される予定ですか?
A. 記事執筆時点では、動画ズーム時の滑らかさに関する改善アップデートの公式な予定は確認できていません。システムアップデートでの改善を期待したいポイントです。
Q. カメラ初心者でもプロモードは楽しめますか?
A. プロモードは自分でセッティングを調整して撮る楽しさがある一方、オート撮影に比べると操作に慣れが必要です。最初はオートモードで撮り、慣れてきたらプロモードを試してみるのがおすすめです。
Q. iPhoneとどちらを選べばいいですか?
A. カメラをマニュアルでこだわって撮りたい人にはXperia 1 VIIが向いています。薄さ・軽さや使いやすさを優先したい人には、iPhone Airのようなモデルも選択肢になります。用途によって使い分けるという考え方もあります。
関連記事(内部リンク候補)
- iPhone Air レビュー|Proから乗り換えて1年、正直な本音(実機比較として相互リンク)


コメント